初めての心療内科システムってどういうの?

なんとなく体に不調があり、内科を受診したけれども体の異常は特に見当たらない、体の不調が気になるようならば診療内科の受診をするように医者から勧められたけれども、診療内科っていったいどんな感じなのか不安に思うことはありませんか。心療内科の受診は内科を受診することとシステムに変わりはありません。

診療内科はクリニックであっても総合病院であっても予約制の場合が多いので、突然受診せず、まずは電話で予約を取るようにしましょう。内科を受診する時と同じように持ち物は保険証です。心療に関しては保険が適応されます。カウンセリングに関しては保険が適応されない場合が多いので、希望する場合は事前に保険の適応有無や実費金額など確認が必要です。また、初診の場合、問診票に症状がいつから出ているのか、どういった症状なのかといった具体的な経過を聞かれることがあるので、記録やメモがあれば、それを持参すると便利です。

診療内科の受診とカウンセリング

診察は医師が患者との対話をとおして心理的な問題を解消する治療です。患者が今の状況や考え、感じ方を話すことで解決方法を探っていきます。身体的症状や不安感が強く日常生活に支障がある場合、または対話による心理療法を促進するために薬を処方されることもあります。1回の診察時間は約15分から30分です。薬を服用した場合、副作用を調べるための定期的な血液検査や尿検査をするクリニックもあります。

診察では足りない、もっと詳しく話を聞いてもらいたい、医師の話がよく分からなかった、もっと丁寧なアドバイスがほしいといった場合は、カウンセリングを利用すると良いでしょう。医師の診察はあくまで診断がメインですが、カウンセリングは臨床心理士と患者の1対1で、1回約50分(病院により)対話がおこなわれます。心理士は丁寧な対話で患者の気持ちに寄り添いながら医師の治療に沿った治療方針へと導いてくれます。